「子ども会の未来をつくる」講演会と安全共済会説明会を開催しました。
日時 平成29年4月16日(日)
会場 東大阪市役所本庁18階大会議室
内容
(1)安全共済会について(一括受付は5月13日(土)に行います。)
(2)平成29年度の市子連の事業について
(3)講演会「子ども会の未来をつくる」 講師 新田新一郎氏
子ども会の未来をつくる講演会
講師:新田新一郎先生
(講演を受けて)
「子どもがまっすぐ成長するには、親や学校の先生だけでなく、それ以外の大人のかかわりが非常に大事である」
という旨の言葉が新田先生のお話の中にありました。親や先生はもちろんですが、周りの、できるだけ数多くの大人が、子どもの存在を肯定的に認めることができる環境が、彼らの心にとって大きな栄養となるのだと理解したものです。
上記だけでなく、数々の事例から導き出された先生の言葉は、こどもたちの健全な育成を目指す我々にとり、励みになると同時に意を新たにできるものでありました。
紙幅の都合で全ては挙げられませんが、例えば、東日本大震災において、大人が意思を持って導き育てたジュニアリーダーが、復興に一役買った事例など「こうなればどれだけすばらしいか」と感じられるものでした。
押し付けるのではなく、しかししっかりと考え、行動できる少年少女たちを、本市の子ども会でも育てていきたいものです。
プロフィール
新田新一郎(にったしんいちろう)
プランニング開代表・アトリエ自遊楽校主宰
東北学院大学非常勤講師(地域構想学科・生涯学習を中心としたまちづくり)
NPOみやぎ・せんだい子どもの丘副理事長
公益社団法人こども環境学会理事・
公益財団法人日本環境協会こどもエコクラブアドバイザリーボード委員
国立磐梯青少年交流の家施設業務運営委員会委員
財団法人せんだい男女共同参画財団評議員
ふくしまキッズ夢サポート事業採択委員会委員
仙台市子ども参画型社会創造支援事業スーパーバイザー
利府町文化複合施設整備計画検討委員会委員長
現在は教育・子ども文化・まちづくりなどをテーマに「地域の感動をプロデュース」している。
仙台を拠点に全国各地で「遊び+美術」=「あそびじゅつ」をコンセプトにした「感じる力」を育てるワークショップを展開、その活動は文部省制作の「親の目・子の目」で全国放送され、こども環境学会の活動奨励賞を受賞するなど高い評価を受けている。仙台子どもセンターの基本構想、子どもミュージカルのプロデュースなど「子どもが育つまちづくり」、「子どもの参画」を柱としたまちづくり事業を展開。「男女共同参画せんだいプラン」「加美町男女共同参画プラン」の策定や、生涯学習施設の活性化、商店街活性化にもかかわる。宮城県市町村の新規採用研修、東北六県中堅職員(市町村)研修など、公務員研修の講師を務める他、「人が、まちが、イキイキするために」様々な事業を展開した経験をもとにした講演は全国各地で反響を得ている。その他、全く新しいタイプの研修会「保育学セミナー」を企画し、全国の保育士、幼稚園教諭から高い評価を得ている。自身も全国の幼稚園連盟や保育士会などで講師として活躍、PTA 向けや子育て支援向けの講演会なども手掛けている。東日本大震災後は、「子どもの笑顔・元気プロジェクト」代表として被災地を支援している。